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【小児科】5~11歳コロナワクチンについてのアンケート集計結果

お知らせ

接種後のご家族にご協力頂き、コロナワクチンに関するアンケート調査を実施いたしました。
アンケートへのご協力ありがとうございました。
約150例の回答をいただき、当院スタッフの協力のもと集計いたしました。
4/14~4/28(8日間)のコロナワクチン接種者(5歳~11歳対象)のアンケートの集計結果を提示します。
1回目の接種後の様子など、2回目の接種時にアンケートを行ったものです。以下に結果を提示いたします。
数は少ないですが、情報が少なく不安に思われている方も多いと思われますので、少しでもご参考になれば幸いです。

【親御さんへの質問】

Q1:接種への抵抗や不安はありましたか?
はい 52 いいえ 98

Q2:具体的にどのような不安がありましたか?
副反応について 33
将来的な後遺症や影響 7
注射が痛そうだから 1
安全性について(新しいワクチン、症例が少ない) 6

Q3:1回目接種後に副反応はありましたか?
はい 70 いいえ 80

Q4:副反応はどのような症状でしたか?(複数回答可)
発熱 4
筋肉痛(腕の痛みなど) 63
関節痛 0
悪寒 0
倦怠感 12
頭痛 4
その他 接種部位のかゆみ 1 呼吸時の胸の痛み 1

Q5:(Q4で発熱を選んだ方のみ)接種後どれくらいで熱が出ましたか?
6時間以内 0
6~12時間 1
12~24時間 3
24時間以降 0

Q6:(Q4で発熱を選んだ方のみ)発熱は最高で何度出ましたか?
37.3℃ 37.5℃ 37.6℃ 38.1℃

Q7:(Q4で発熱を選んだ方のみ)発熱~解熱までの期間は?
当日のみ 3
翌日まで 1
2日以上 0

Q8:今後、小児用コロナワクチンの3回目の接種が推奨された場合また打ちたいと思いますか?
はい 131
いいえ 3
どちらともいえない 10

【お子さんへの質問】
Q1:針を際した時の痛みはどうでしたか?(Wong-Bakerフェイススケールを使用した質問)
0:全く痛まない 27
1:ほとんど痛まない 51
2:軽い痛み 52
3:中等度の痛み 10
4:高度の痛み 3
5:耐えられない痛み 1
無回答 6

Q2:注射後の副反応で一番つらかったことを選んでください
1:熱 1
2:注射をした腕が痛い 79
3:頭が痛い 1
4:だるい 5
5:その他 0
6:特になし 58
無回答 6

【実際の接種、アンケート結果より個人的見解】
診療時間内での接種を行っているため、接種までにお時間いただいて恐縮です。
当院では接種の際に受付担当、ワクチン担当看護師に人員を割いて、ご家族の協力のもと実際の接種の際は比較的スムーズに接種できている印象です。
とはいえ、注射を嫌がるお子さんもいらっしゃいます。
鼻咽腔PCR検査同様、こどもにとって嫌な思いをさせるのは小児科医だけで十分と思いつつ嫌われ役を担うつもりで安全面を第一に考慮し処置を行っています。
定期接種の際にも注射を嫌がって暴れたりするお子さんはいますので、ある意味慣れてはおりますので大丈夫です。

アンケートからはやはり副反応を心配される方が多いようです。
実際に親御さん自身で接種された方で発熱などの副反応があった方は気にかけられているようです。
1回目の接種については発熱を呈した方は少なく、成人に見られるような40℃近い発熱などは幸いにもいらっしゃらなかったようです。
副反応の多くは筋肉痛ですが、筋肉内注射を行っているためある程度の痛みはあると思います。接種液の量も少ないので、接種時の痛みについては皮下注射に比べて軽いようです。
倦怠感(だるさ)についても重度のものはなく、なんとなくだるい感じであったようです。1日程度で回復されているようですので、あらかじめそれを見込んでワクチンのスケジュールを立てていただくとよろしいかと思います。
2回目の接種時に発熱があった場合に連絡をいただくようにお願いしておりますが、今のところ受診が必要な方はいらっしゃらないようです。
わずかな情報ですが、接種にあたりご参考になれば幸いです。

【最後に】
当院ではワクチン接種を行うと同時に感染者の診断、治療、管理を多数行っております。
小児がコロナウイルスに感染した場合、重症化するケースは少ないとは言われておりますが、待機期間中のご家族のご苦労は大変なものと思います。
こどもだけ隔離というのは現実的には不可能で、現在のルールでは感染確認が隔離期間の0日目になるので、ご家族の負担も考慮し、内科医師とも協力の上、早めの診断を心がけております。
(下記リンクをご参照ください)
体調の変化を感じ取った場合は、まずは休養を取りつつ基本的な感染予防を行い、その後の変化を観察し、発熱や倦怠感が出現した時点で医療機関に相談するのがよいかと思われます。
濃厚接触者と判定された場合は基本的な動き方は発表の通りですが、施設により見解が異なっているのが現状です。検査などもルールに従うのがよいかと考えられます。
電話問診で感染に関する状況判断が難しい場合は院内での感染を避けるため院外での診療を行っておりますのでご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
(当院では基礎疾患を有する患者の診療を多数行っているため特に注意を払っております。院内での診療が必要な場合は抗原検査を行い別室に案内しております。)

基本的なことですが、感染予防が第一と考えております。一医療者として早期診断、患者隔離など可能な限り知恵を絞って日々の診療にあたっております。
その手段のひとつとしてワクチンがあると私自身は単純に考えております。
(文責 佐藤英利)

陽性者・濃厚接触者となった方へ 新潟市 (niigata.lg.jp)