【小児科】4月以降、定期接種ワクチンの変更点について
令和5年度から一部の予防接種につき変更があります。
下記リンクから新潟市および厚生労働省のホームページでご確認ください。
主な変更点は以下の通りになります。
4種混合ワクチン:生後2か月から接種可能になります。(生年月日が令和5年2月1日以降の方より随時変更していきます。)
子宮頸がんワクチン:令和5年4月1日より公費でシルガード9の接種が可能になります。当院ではこれまでガーダシルでの接種を行ってまいりましたので、すでに接種を開始している方は2回目、3回目はガーダシルで行います。(交差接種の場合の効果が確認されていないため)
従来の4価ワクチンでもHPVの7割は予防できることが確認されております。(9価ワクチンでは8割以上との報告)
年齢(15歳までに初回接種、15歳以上で初回接種)により接種間隔が変わりますのでご注意ください。
予防接種の際は問診票、母子手帳を確認の上、注射薬剤の準備を開始しますので、あらかじめ問診票を記載したうえでお持ちになられることをお勧めします。
以上、よろしくお願いいたします。
小児科 佐藤英利